星もと学生スタッフです。5月11日、2019年第3回るり渓温泉星空観察会を開催致しました。
日の入りの時刻が遅く空が明るい中、今回のメインターゲットはお月様。望遠鏡で月の全体像や、でこぼことした地形をご覧いただきました。高い倍率で月の表面を見ると、月のクレーターがはっきりと見え、まるで月の上空を遊泳しているようで楽しいものです。
また双眼鏡では地球照（地球の照り返しで月の影の部分がうっすら見えること）も観察できました。（アイキャッチ写真はスタッフがスマホで撮影したものです。混雑していなければ自分のスマホやカメラで撮影することもできます！※）
空が暗くなってからは、双眼鏡で火星を見たり、北斗七星を探したりしました。また今回は条件も良かったため、ソンブレロ銀河と呼ばれる銀河も見ることができました。この銀河はとても淡いため、じーーっと目を慣らしてやっと、ぼんやりとした淡い光を観察できました。
最近では珍しく最初から最後まで快晴で、たくさんの方に望遠鏡を覗いていただけました。
さて次回は6月8日。梅雨の時期で天気が心配ですが、観望会後半には木星が見えるかも…？望遠鏡を並べてお待ちしております！
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※ 普段見上げる月と向きが違うのは、望遠鏡や天頂プリズムを通すと左右や上下が反転するためです。肉眼で見た向きは以下の写真のようになります。
